性文化

イスラム圏などでは一夫多妻が認められていることはよく耳目に触れるけれども我々にも身近なオスマン・サンコン氏に妻が二人いると聞くとやはりやや意外な感じがしてしまう。
日本に於てもかつてそういう時代があったことは知っているけれども、フランシスコ・ザビエルの日本に関する覚書を読むと『日本人は妻を一人しか持っていない。』と書かれているそうだ。一般庶民はそうだったということだろうか。
一般に江戸時代以前の日本は性に対しておおらかで貞操という観念も薄かったと聞く。藤原頼道が妻がいるのにもう一人妻を取ることを強制され嫌がった話が美談として語られることがあるようだけれどそれも飽くまで正妻の立場の話で下々には適当に手を出していたらしい。夜這いという慣習があったこともよく知られている。
夜這いとレイプはもちろん違うものだが日本では昔から強姦は少なかったのではないかという気がする。
アメリカなどに強姦が多い原因はよく分からないけれどそういうことも当然その文化全体と関係のあることだろうから短絡的な意見は言えない。また色々勉強して書けたらいいと思う。
ちなみに南アフリカではレイプが非常に多いらしく(報告されている分だけで年間5万件以上)このようなものまで発明されたそうだ。