男色

同性愛がどんなに重罪として禁止されていても同性愛者は一定の割合で存在すると聞く一方、戦国時代、武将の間では少年愛がたしなみとも言えるほど広く行われていたこともよく知られている。
戦国の話ではないけれど同性愛者で構成された部隊は一般の部隊よりも勇猛であると聞く。同性愛者は三島由紀夫などが筋肉を鍛えたようにより男らしさに固執する傾向がある。
性に関して男らしさを示せない彼らはその他のこと(例えばそれが戦場での勇猛さや肉体を鍛えること)で男らしさを示す必要があるということであるとすれば、逆に言えば戦国時代には男らしさを示す場が戦場であったから性に関して男らしさを示す必要がなかったと言えるのであろうか。*1
余談だし、しかもよく言われることだが過去や他地域の文化を現在の我々の観点から非難することは愚かなことであり、少年愛等についても今ならトラウマがどうとか言われるところだろうが前田利家高坂昌信がトラウマを抱えていたという話など聞いたことがない。少年愛を奨励するつもりはないがそういうことについて排除を強めることが逆にトラウマを形成する要素となるという皮肉な構図があると思う。

*1:一般的には戦場での絆を強めるためと説明されることが多いようだ。