擬古文習作

秋立ちて後長しと言へども暑からば秋めく心地覚えねど油蝉の声なく法師蝉に秋の虫混じりてこそかつがつ夏の限りの切(せち)に身に入(し)む心地覚ゆれ。秋や来ぬつくつくほうしに秋の虫

夢うつつのままわれは戦いており。音は質量を持ち我々を守る。Eddle Lang のギター演奏にわれらは守られた。いい演奏をする輩を集めずは勝たれじ。 Peter Green の演奏も聞かんとす。再びいねたり。

高校の文化祭に出しおり、そのばんどをばまじょらみのらと名づけたり。らびあまじょら、らびあみのらよりなむ採りたる。まじょらみのらとなれば大小と意味するのみなれど、本人たちその裏を知りたるによりて意味深長となす。うるさき心地すれど、さりとて難…

なくて七癖あって四十八癖と聞くを癖ほど面白きことのまたとはあらじ。自らも癖と知る癖もあれば知らぬこそまた多かるべけれ。されど知らぬことの語るべからざれば知るのみ記す。 厠にて座すにつけ、馬手の人差し指と親指もて輪をなしまなこに当てはつかに斜…

両雄並び立たず

http://www.calbee.co.jp/shohin/productlist.php じゃがりことじゃがびーとは競合商品とこそ思ひしか、同じカルビーの商品と聞き、魂消るここちす。売値ほぼ同じ、大きさもほぼ同じ。じゃがびーこそうまけれ、他社に、加えてうまき品あり。 http://www.tkam…

便利ツール

昔の言の葉の使ひ難きに、かやうなる道具あり。 初心の人は使ふもよろし。 http://homepage.mac.com/catincat/javascript/kogo.html

天気

空模様悪しかりけるに気も滅入りたれどやうやうよろしうなりぬればいざやとぞ思ふ

ふぐりのかゆきに見ればいぼやうのもの出で来てあり。むしに刺されたらんか。見しことなきさまなればおそろしうおぼゆ。

大声と我

余が大きなる声を厭うは余が大きなる声を出すこと能わざればなり。少年野球にてもアルバイトにても大きなる声出さざるべからざることあれどひたぶるにうたておぼゆ。とし長けてのちも改善することなし。自意識過剰なるべし。

携帯マナー論

携帯の着信音を響かせののしり電話するを電車内に聞くこそいとさうざうしくうたておぼゆれ。さこそとおぼゆめれど外にてもあいなくののしるははたうるさき心地ぞすべき。一方の語ること聞こえぬなれば電車内に電話するを非とするならんか。あやしうこそ。優…

序段

古き文の道やうやう忘れはべりぬればいにしえの文をまねびて日記を書かむ。今様の言の葉には直さざるにただただ読みがたくはべれば読むべからず。