十二音技法

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久々のカテゴリーですがべつにこれはmidiの練習でもなければ本番でもないです。なんかやっぱ十二音技法って一度はチャレンジしたいものだからね。
十二音技法 - Wikipedia
もっとも基本の原型音列、一声のみの簡単なのでやりましたがこれでも何を頼りに曲を構成させればいいかわからん。感性のみなのかしら。

追記

そもそも疑問なのは、まず聴者は音列を音列として認識できるのかということ。隣り合った音を和音にしたり、オクターブを変えたり、フレーズの切れ目も変わったりする中で(反行形・逆行形なんかはもちろん)
この曲はこの音列で出来ていると認識できるのだろうか?

そうでなかったら何のために音列を元に曲を作る理由があるのだろう?。ただ調性感をなくすというためだけにあるのだろうか。

追記2

上記のような質問をmixiの十二音技法コミュでしてみたんだけどコメントなし。批判されもせず無視。KY?っていうか誰に聞けばイイノー?誰か批判してくらはい:;

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もうちと同じやり方で作ってみた。何か見えてくればいいなあ。
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さらに追加。長二度音程を多用した音列で重ね方も不協和度を低くした。さらにリズム的にある程度規則性をもたせた。良し悪しはともかく。まあ音列による性格の差ってのはあるんだろうなと思った。同じ音列でもっと不規則に試してみるかな。それからこういう拍節感があるように作るとヴェロシティをいじる必要性をあまり感じない。なんにせよ発見はあるものだなあ。
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なんか不規則にしづらいのでやめた。音列の性格か自分が囚われちゃってるか。

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さらに作っといていうのもなんだけど一声曲とかいいつつ重音を多用しすぎだよね。非声部様式ってことで。まあでも次は一声にしろニ声にしろ声部様式でやってみよう。
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12−1−4−kを三声にしてちょっと手を加えて、さらに3部構成にしてみた。中間部はカノン。面白いことに普通のカノンより却ってカノンであることが分かりやすい。調性を気にしなくていいことと後は繰り返しを多くしたのもあるけど。後半は3拍子を基本に書いたがまとまり過ぎてる気がしたので途中4拍子も入れた。聞く分には拍子が分からない部分が混じってる感じだと思う。
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十二音技法においてカノンのような対位法は重要視されるらしいけど、まず普通の対位法勉強するのが先か。

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とか言ってまた十二音です。ニ声で上声の逆行形を下声に使用。
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