憮然

言葉の誤用ってのは日常茶飯事で誤用というより変化と認めたほうがよかろうものも多いですな。


例えば「ら抜き言葉」なんかがそうでしょう。


理由の説明は端折りますがこれに目くじら立てる人は専門家にはあんまりいないんじゃないかなあ。(非専門家のつぶやき)


でもまあそれにしてもそういう変化に敏感なのが専門家であるわけよね。


つまり文筆家ってのはある程度"正しい"言い換えれば"模範となる"ような文章を書いてほしい。


今回採り上げる「憮然」って言葉は現代有名どころの文筆家がこぞって誤用の方を使ってるのよね。
cf.http://www.itsup.net/blog/archives/000020.php
  http://chez-sugi.net/journal/000947.html

紙の上を跨ぎもしなかったという明治の文豪たちではありえないことなんだろうなあ。