唖然

クルージン・デューセス


「世界で最も偉大な無名ギタリスト」という触れ込みでおっさんになってからメジャー・デビューを果たした人。有名になったと思ったら自殺してしまいました。

それにしてもほんとに凄いギタリストです。カントリー系のギタリストと紹介されることも多いけどR&B、ブルース、ジャズ、ロカビリー等、あらゆるアメリカン・ミュージックを消化した感じ。

僕は大好きになるとある程度納得がいくまで採譜したりしないと気が済まないんだけどこの人の場合それは最初から諦めました。教則ビデオも持っているけど最初から何やってるかわかんない。

技術的にも物凄いのだけどそれより何より聴いててとても楽しい音楽です。3曲目の『ハーレム・ノクターン』は『タブー』とともにエロい曲として有名だけど、このダニー・ガットンのも大変なエロさ!デビュー作はインストのみだったのだけどこの2作目はボーカルをゲストに迎えてより聴きやすくなっていると思います。

特にギター好きな人は是非聴くべき!