光市母子殺人事件からつらつら思うこと。

一見珍妙な弁護団の主張が出てきて、その中の安田弁護士が死刑廃止論のリーダーだみたいなこともあり、特に弁護団へのバッシングが喧しいですね。

まあ個人的にはこの事件に詳しいわけではないので、公正な判断が下されることを願うのみです。

死刑廃止に関しては概ね反対、つまり死刑存続派ですが、それよりなによりずーっときになってるのは"精神鑑定"ってやつですよね。これは僕が卒論で精神鑑定をやったからかもしれませんが。

精神鑑定ってのは基本的に犯行時に心神喪失状態にあったか、心神耗弱状態にあったかを判断するいわば技術者として厳密な判断をすればいいと思うんだけど。

心神喪失とかなったら罪に問われないそうだし心神耗弱でもかなり減刑されるそうだから気楽ではないですよね。

僕が常々思っているのは、心神耗弱だろうが心神喪失だろうが、量刑を判断する材料にしてほしくないということです。

精神分析でもやればわかりますが人は自分がそれを認めると重荷になってしまうようなことを平気できをくをなくしますし意識をなくします。言い換えれば自我が表面に出ている時では出来ないひどい行為を心神喪失状態の時にやってのけて自責の念を減らすなんて卑怯なことは我々みな日常茶飯事でやってることでしょう。

僕からすれば僕にしたら殺人なんてものを計画性なくやっちゃう奴のほうがよっぽど怖いしだから逆に罪をあげてほしいぐらい。

故意か偶然ってほうがずっと難しい判断だよね。


なんか眠い中書いてるのでおかしかったらあとで直す。
いわば軽い心神耗弱状態ですから。
ここでなんかまずいこと書いてたら私は所詮その程度ってことっすわ。