怒り

怒りという感情は簡単にいうと自尊心を傷つけられた時に起こると思うのだが、大抵の場合下らない、なくもがなな感情である場合が多いと思う。それ故仏教などでも瞋恚(怒り憎しみなどの感情のこと)は三毒の一つに数えられたりもするのだろうが、そういう感情がある以上、全く意味のない、害だけもたらすものとは言えないのだろうと思う。しかしそれが有益或は有用なのか、無益或は有害なのか判断するのは非常に難しい。怒っていない時ですらその判断は難しいと思う。