男色2

男色 - 迷惑をかけるつもりはないんですの続きでーすv


10年ほど前だったか日本心理学会かどこかが同性愛は異常ではないというようなことを認めて(決めて?)、まあ当時はそういう風に偏見がなくなることはいいことだと単純に思った。


性は作られると言うけれども当然その作られる性は文化によって変わるわけだ。ホモセクシャルバイセクシャルの持つ意味も文化によって変わるだろう。つまり近代以前に日本では(大まかな括りすぎるかもしれないけれど)男性性の中に男色というものが組み込まれていたと思う(絶対の条件ではないだろうけれど)。


ところで現在作られる男性性の中に男色は組み込まれていない。異性愛のみが目指されていると言っていいと思う。その作られる過程である意味失敗したものが同性愛者になるとすれば異常という言葉を使っても差し支えない。まあ異質なものを排除するという方向に行くのは良くないのだろうけれど。


とにかく現在の同性愛は異性愛の影でありかつての男色とは異なるだろうということです。あたりまえのことを言ってるような気もするけど自分の中で少しだけすっきりした。暫定的なメモです。まだまだよく分かりません。


なんで男色についてこんな色々考えてるんでしょうか僕は。まあ同性愛を語ることは異性愛を語ることに等しいんですきっと。リアルの友人などは心配しないように。