続・小説を書く準備

小説を書く準備 - 迷惑をかけるつもりはないんですの続きです。

あらすじ

主人公の名前はポキール。小人の中ではインテリで知能指数は100。蒙昧な小人社会に絶望し、人間の世界へ旅に出る。夢を抱いて出て来たポキールだが現実は厳しくろくに職もありつけない。紆余曲折を経て竿師となるポキール。小人は人間とは子供が出来ないため竿師としての需要が高いのだ。竿師として頭角を表すにつれその現状に悩むポキール。俺は竿師になるためにここに来たのか。そこへ新たに人間社会へ出て来た小人のパミールは何日も飯にもありつけない。ポキールはかつての自分を見るようで同情からパンを恵んでやる。しかしそれは同情ではなく自分より下のものに対する優越感からの行動に過ぎないことを悟るインテリのポキールは小人社会へ帰り竿師で稼いだ金で多くの召使を扱き使い優雅に暮らす。