ある人生

とんちの一休さんで有名な一休宗純に関しては様々なエピソードがあるけれどもなんといっても衝撃度抜群なのは狂雲集に載せられた卑猥な漢詩であろう。一休は晩年になって盲目の美女、森と愛欲生活を送った。狂雲集より一部引用しよう。

吸美人淫水

美人陰有水仙花香


よく知らないけれども団鬼六とかの世界ですかっ。エロイ。盲目ってのがまたエロイ。これで自分の視覚も奪ってくれればさらに谷崎潤一郎の『春琴抄』の世界ですな。齢八十にしてまんじるをすする一休。男子たるものこうありたいものです。